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 紙テレインの利点として,「折り畳み式に改造できる」というのを挙げました。
 そのテクニックをご紹介します。まずは,すでに作例写真で紹介しているDave Graffam GamesのCoachhouseのような,WHFB向きの建物の改造法から。

 一言で折り畳みの仕組みを説明すると,「屋根を取り外し式にする」「床(地面)は省略する」ということになります。
 改造の肝である,屋根のパーツの組立前の写真がこちらです。
130602_pt_dgg_corch01b.jpg 

 この改造の条件は次の通りです。
  • 外見のみで内部構造が不要な建物である。(WHFBやWH40Kの建物のルールには内部構造は不要です)
  • 平面が長方形(またはその組合せ)で構成された建物である。
  • 屋根が単純な切り妻屋根である。(寄棟であったり,棟が十字に組み合わされていたりしない)
 改造の手順は次の通りです。
  1. 壁パーツはほぼ通常通り切り出す。のりしろが辺全体に及んでいない(真ん中にだけついている)場合は,両端がブラブラしないように,できるだけ端近くまでのりしろを延長するように,切り方を変える。
  2. のりしろのうち,棟に平行な壁の上端のもの(切妻造の軒下になる部分)は,壁の両端まで延長して,屋根パーツに差し込むタブに改造する。(抜けにくくするために,キャラメル箱のふたのタブのような小さな切れ込みを両端に入れる)
  3. 写真のように,屋根は軒側の端のカットの仕方を変える。軒下と接する部分に壁側のタブを差し込む切れ込みを入れ,軒下の折り返し部分を延長する。
  4. 屋根パーツの組立は,軒側の折り返しを先に折り返して接着します。その際,折り返しの両端と,切れ込みより折り目側のみを接着して,折り返したときに切れ込みより内側(棟側)に筒状に広げられる部分を残して,壁側のタブを差し込めるようにします。次に切り妻側の折り返し部分を接着して,追加した切れ込みの両端を上からさらに押さえ込むようにします。この改造で,壁と屋根の接合ができるようになります。
  5. 屋根の棟部分の折り目の内側に,軒側の壁と同じ長さの「棟木」を接着しておくと,切り妻側のタブの間に差し込むことで,棟がずれにくくなります。
  6. 壁同士を接着して四角い筒状にします。床パーツは使いませんが,屋根,床に接着するはずののりしろは,パーツを支えるために(1.の説明のようにむしろ幅を広げて)残します。

 組み立てる際には,壁を筒状にして,のばしてあったタブを折り返します。地面側のタブは,内側に直角~鋭角に,切り妻部分のタブも直角に立てます。軒側のタブを,屋根の切り込みに差し込んで,屋根が壁に密着するように押し込んで完成です。タブは短いと抜けやすいですし,長すぎると屋根,切り妻をかなりたわめないと入らなくなるので,5mm~1cmくらいが適当かと思います。

 折り畳みの際には,屋根を外して,タブを全部のばしてから壁を平たく折りたたみます。折り目のコシや紙の厚さが邪魔をして完全にペッタリとは畳めませんが,ファイルケースに十分入る程度にはたたみ込めます。

130610_coachhouse_flat.jpg
(Coachhouseの折り畳み時)

 Coachhouseは屋根が上下二段になっていますが,基本は長方形平面+切妻屋根の組合せなので,上のノウハウが応用できます。詳しくは「続きを読む」で。








 前回紹介した試供品テレインのCoachhouseは,少し複雑な形をしています。しかし,改造は意外と簡単です。
 無料テレインによくある作りのずさんさがないので,きっちり屋根の裏側のテクスチャの端に壁の上端が合います。ですので,上の屋根は,軒側の屋根裏側のテクスチャの端から端まで切れ目を入れればOKです。下の屋根は一方の妻が壁に接しているので面倒ですが,テクスチャの壁側の端から5mmを残して切り込みを入れます。
 また,背の高い部分(居住部分)と低い部分(馬車置き場部分)の境目の壁は,元々は屋根より上の見えている部分しかパーツがありませんが,屋根を接着しないと,構造的に弱くなってへたりかねないので,作例では東側の壁と同じ形に余り紙を切り抜いて境目の壁パーツを接着し,背の高い部分と低い部分が壁で仕切られるように改造しています。
130610_coachhouse_constructing.jpg
 内部の構造が分かりやすいように,折りたたんだ状態から,角を立てただけの状態(組み立て時はここからタブを折って立てていく)の写真を撮ってみました。イメージがつかめましたでしょうか?
  
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