上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 前回にひきつづき,試供品テレインを実際に作ってみる話の後編です。

 前回ダウンロードしたZIPファイルを展開すると,Single-Layered.PDFとInstruction.PDFというファイル,Multi-Layeredというフォルダが現れます。
 Single-Layered.PDFは即印刷可能なPDF,Instructionが説明書き(山折り,谷折りの説明など)です。
 Single-Layered.PDFで作ってもいいのですが,ここでは有料PDFテレインの醍醐味である,カスタム性を見てみるために,Multi-Layeredの方で作ってみましょう。

レイヤー機能を活用したPDFテレインのカスタム
 フォルダの下には,データ量の関係でページ単位で別ファイルに分けられた型紙のPDFが入っています。
 例えば,Page1をAdobe Readerで開くと,何も柄の入っていない展開図が現れて面食らいますが,左側のカラムのレイヤーパレットのアイコンをクリックすると,このように可視化することで絵柄を載せられるレイヤーが何重にも重なっているのが現れます。
dgg_multilayer.jpg
 壁や屋根の材質の他,ドア,窓の位置,煙突・屋根窓の有無や位置などもレイヤーの切替でカスタム可能です。

130602_pt_dgg_corch01a.jpg

 この作例では,折り畳み式に改造するために,煙突・屋根窓なしでカスタムしています。

印刷

 次に印刷ですが,最近のBJプリンタなら,後部トレイからの手差し給紙にさえ設定すれば,画質的にも標準設定のままで特に問題ない仕上がりになります。一番の注意点は,印刷時のサイズ設定です。普段Adobe Readerで印刷するときは「合わせる/特大のページを縮小」の設定になっているかと思いますが,「実際のサイズ」で出力して下さい。
 PDFテレインの提供元は英米が多いのですが,特にアメリカでは印刷用紙のデフォルトスタンダードがA4ではなくレター版(8×10.5インチ)です。幸いA4よりわずかに横が広くて,縦が狭い程度なので,型紙の図柄がA4の印刷面からはみ出すことは滅多にありません。しかし,用紙に合わせて出力サイズを自動調整されると,ページによって縮小率がずれて,パーツが合わなくなる危険があります。
 用紙サイズが定義されていない画像ファイルで提供されているテレインの場合も,全ページの拡縮率を揃えるようにしましょう。

 組立については「続きを読む」で。

組立

 プリントアウトした型紙を切り出して,組み立てます。
 道具類は前々回で紹介した通りです。

 切り出し,組立のコツは,日本のペーパークラフト提供サイトで写真付きで説明しているところがありますので,いくつかリンクを貼っておきます。
 紙テレインを作るコツで,上で紹介した一般的なペーパークラフトのコツと違うところは次の通りです。
  • 建物などは,長い直線の折り目,切り目(しかも平行な/直交する)が多くなります。A4の紙のまま,折り目をひっかく工程,エッジを切る工程を済ませた方が,紙を押さえやすく,定規で垂直をとることで正確に平行/直交するカットができます。複雑な形状の小物以外は,「大まかにハサミで切り出してから部品を切り出す」というテクニックは使わない方がいいです。
  • 折り目をつけるときは,「裏側から折り目を入れることで折り目が割れるのを防ぐ」というテクニックがあります。折り目の両端にピンやデザインナイフで目印の穴/切れ目を入れて,裏返して目印を結びます。このテクニックは,切り出す前に全部の折り目をつけることでやりやすくなります。
  • 切り出すときは,「長い辺の切り目を入れる方向(普通は紙の縦方向)のカットを全部済ませる」→「短い辺のカットを済ませる」→「最後にのりしろの斜めの辺を切り出す」という手順でやるのが紙を押さえやすくて良いです。
 パーツを切り出したら,組み立てるのみです。切り出しもさることながら,「折り目をつける」ときに斜めにならずに正確に折り目を入れられたかどうかで,出来上がりの奇麗さが左右されます。折り目がずれていると,のりしろがきちんと収まらずにはみ出すようなことになりがちです。

 さて,上手くできましたでしょうか?
 作例でやっているような,折り畳み式への改造方法は,次回解説したいと思います。
  
コメント
コメントする









       
トラックバック
トラックバックURL
→http://aschdiary.blog70.fc2.com/tb.php/493-ae9035b8
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)


     
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。