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 本日の名古屋定例会では,雪兎さんのタウとうちのグレイナイトで,1750点という大きめの規模で40Kを一戦しました。わたしが多少遅参したこともあって,11時くらいに準備開始したはずですが,終わってみるとすでに4時30分という長丁場になってしまいました。

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 ミッションは「徹底調査」,配置は「戦場の曙」。
 タウに対する嫌がらせ以外の何者でもない(12Mv以内のプラズマ,パルス武器の射を1にしてしまう)ウルメシィ・プラズマサイフォンまで使った甲斐あって,6ターン目まで行方のわからない戦いだったのですが,7ターン目に突入したところで,真ん中の建物の屋根に乗った4点マーカーを確保できるGK側のモデルが6ターン目にいなくなってしまい,また移動不能のまま粘っていたランドレイダー・クルセイダーやストームレイヴンも破壊されてそれ以上キルポイントを取れない状況に陥ってしまったので,こちらが投了を宣言しました。

 今回6版になってはじめて建物のルールをまともに使いましたが,写真のスラム街の建物のような装甲値10しかない建物に立てこもるのはかなりリスキーですね。中央の建物のバトルメントのマーカーを押さえに建物に入ったターミネーター1人,インクィジター1人のユニットが,プラズマサイフォンで射1にされながらも「火の命令」で倍撃ちしてくるファイアウォリアーのパルスライフルで3発貫通ヒットをもらってしまい,崩落による3D6発の攻6ヒットを受け,人目のないところでひっそり死ぬという憂き目にあいました。

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 クライシスの決死の攻撃でキメラはこのあと残骸化して,コテアズ達は3点マーカーを確保する以外の仕事ができなくなりました。
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06.30 (Sun) 22:45 [ WH40K ] CM0. TB0. TOP▲
 紙テレイン提供元紹介の3回目は,ペーパークラフト,紙テレイン愛好家が無料公開している自作テレインの紹介をしたいと思います。(あと,第4回で,ペーパークラフト関係のブログをいくつかと,ドラム缶,岩などの「有料のテレインキットにおまけで入っているけど,それだけのために買うのは‥‥と思ってしまうアイテム」の無料ペーパークラフトを紹介して,〆にしたいと思います。探せば40K関係のペーパークラフトは山ほど見つかるはずですが,著作権侵害間違いなしのものがほとんどなので,ここではご紹介しません)

はじめに
 無料のダウンロードサービスの場合,「無料の会員登録が必要」「ダウンロード開始まで待ち時間がある」「帯域制限があってすぐにダウンロードできなくなる」といったサービスも多いし,ダウンロードページに無料サービスのスポンサーのシェアウェアやアドウェアのダウンロードリンクが多数埋め込まれていて,どの「Download」を押せばいいのか分からないということも珍しくありません。
 今回紹介するのは,比較的その手の厄介さが少ないところですが,ご自分で探すときはご注意を。(かくいうわたしもいつの間にか「新しいタブ」を書き換える系のアドウェアをダウンロードさせられていました)


Model Paper World
 28mmスケールのミニチュアゲーム用にデザインされたものを中心に、ペーパークラフトのデータを多数採録。特にModern, Sci-fiの項目に入っているTommygun氏の一連の作品は、使用している画像素材の解像度がやや荒いものの、種類も豊富で実用には充分です。
 ダウンロードはDropbox経由。

Toposolitario
 Workhop内で,Infinity用にデザインされたものを中心に、ペーパークラフトのテレイン、メカを多数製作、掲載しています。特にIKubeはコンテナ/プレハブとして使えるテレインで、糊付けなしに組み立てられ、広げるとまっ平らな紙に戻るので、折り畳み式テレインとして非常に優勝です。
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 このアポカリプスの戦場にもIkubeを使用しています。

Fantasy Paper Miniature Models
 D&Dオリジナルのものを中心に、2.5Dのペーパークラフトミニチュアを製作、
掲載。中でもHero Quest Style Furnituresの項目のお役立ち度が高いです。組み立てがわかりにくい嫌いがありますが、祭壇、オベリスクなど、WHFBや40Kに使えるものも多数あります。
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 40Kでも使いどころはありそうです。
 ダウンロードは4Share経由。無料会員登録が必要で,10秒待ち時間がある以外はそう使い勝手は悪くありませんが,1回目のダウンロード時に新しいタブで広告が開くのと,日本語訳されるファイル操作の枠の周囲に地雷バナーが多数あるので,余計なものをダウンロードしないように注意してください。

Miniature in Paper Archive
 紙ミニチュアの同人フォーラムに寄せられたモデルのアーカイヴ。同人の中には現在有料テレインを作っている人も多いです。玉石混交でどこかで見たようなモチーフのものもありますが、#17 Lost のバンカーや神殿、#24 3UP、#28 Grand Finale の各種3Dモデルあたりは使用に耐えるかと思います。

Germy.co.uk
 イギリスのミニチュアゲーム同人の個人サイト。Papercraftに、3Dダンジョンモジュール(ファンタジー2種、SF1種)、15mmスケールのSF車両、Epic 40Kサイズの建物、28mmスケールのSF建物と豊富な型紙が揃っています。キレイすぎてオモチャっぽい作風ですが、28mmスケール建物は他の作者による40Kにぴったりのリアルな作風のバージョンもあり。

Inkjet_Paper_Scissors
 28mmスケールのゲームに使える、比較的単純な作りの自動車のペーパークラフト(1920年代風のシリーズもあり)と、「ホビット」の「湖の町」をイメージしたバイキング風味の港町の建物ペーパークラフトが豊富にあります。
 ダウンロードは,Google Docs経由。

Paper Cube
 フランスのサイトですが、英語メニューあり。メインのコンテンツであるMedieval Castleは残念ながら、15mmスケール相当くらいの縮尺です。しかし、Crooked TowerとStone Bridgeという28mmスケールゲーム用にデザインされたペーパークラフトも提供されています。折り畳みは無理ですが、どちらも非常にかっこいいデザインデザインです。

Brumbaer's Homepage
 6mmスケールと呼ばれる豆ミニチュアを使うスペシャリストゲーム、EpicとWarmasterの愛好家の個人サイト。それぞれのゲーム用の建物のペーパークラフトを製作、提供しています。Epic用のものは、CGIでデザインPDF化できる仕掛けです。

 テレイン提供元紹介の2回目は,各種ゲーム販売会社が提供している無料テレインを紹介します。
 まずは,WHFB,40K,D&Dなどの28mmスケールのゲームに使える紙テレインから。(ゲーム用ミニチュアの慣例に従って,180cmの人間が何ミリに縮小されるかでスケールを表現しています。以下同じ)

Wizards of the Coast D&D用紙テレイン集 (直リンク
 D&D用の紙テレイン集で,塔,城壁,ゲートハウス,片流れ屋根の小屋,酒場兼宿屋,ハグリッドの小屋風の小屋,教会,砂利敷きの街路へのリンクがあります。写真に残っている草葺きの切り妻造りの家などがすでに公開されていないのが残念ですし,やや作りのいい加減なところ(屋根の裏側に白い部分が出てしまうなど)がありますが,十分実用に耐えます。

Combat Storm直リンク
 「トイ・ストーリー」でもおなじみグリーンアーミーメンでウォーゲームを遊ぶためのルールの公式サイト。
 北アフリカ戦線風の建物2種,ゴミ収集箱,コンテナ,乗用車といったペーパークラフトが無料でダウンロードできます。そのままでは28mmスケール用には大きいですが,A4用紙に2ページの設定で印刷すると大体28mmスケールのゲームに使えるスケール感になります。
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Black Ronin直リンク
 ゾンビ物のTRPGとともに各種紙テレイン,2DタイルをPDF販売している会社です。初期のファンタジー物紙テレイン,2Dタイルが無料ダウンロードできます。

 つづきでは,28mmスケールよりも小さなミニチュアを使うゲームの公式紙テレインを紹介します。
(拡大が必要になるので,28mmスケールのゲームへの流用は難しいですが)


 紙テレインの作り方,出来上がりのイメージを一通り紹介したところで,おそらくお待ちかねの紙テレインを提供しているメーカー,同人の紹介です。主にミニチュア・ウォーゲームに使うという観点からの紹介になりますが,TRPG向けの紙テレインも合わせて紹介します。

 まずは,有料テレインを販売しているメーカーの紹介から始めたいと思います。
 タダの物にしか興味のない向きもあるでしょうが,ペーパークラフト、ゲーム上のテレインとしての完成度違いもさることながら,組立説明書の類が同人物だとなきに等しいので,図解付きで売られている有料テレインではじめるのが良いのでは?という考えからです。

World Works Games
 知る人ぞ知る老舗の部類の紙テレインメーカーです。PDF販売を昔からやっていますが,最近はMalifauxの公式にも採用されたTerraClipという厚紙に印刷された壁,床(地面)とプラスチックのクリップがセットになったモジュラー式テレインもリリースしています。ジャンル的にはゾンビアポカリプス物などのゲームに使える現代/近未来テーマのテレインを得意としています。(分解,組み替えできないClassic商品の中には大型モールなども)
  • TerraLinx
 ここの主力商品であるTerraLinxの特徴は,分解,組み替え可能なモジュラー性です。スチレンボードの芯が入った3インチ,6インチ四方の床(地面)に設置されたアンカー(真ん中が接着された十字型の紙パーツ)を起こして四角い柱を立て,柱のスリットに壁をひっかけて,ダンジョンや建物を構築できます。
 TerraClipを買った人からも,「組み立て,分解に時間がかかるので,外で遊ぶときには準備・撤収がつらい」という声を聞きますが,プロップやテクスチャ目当てで買ってみた印象でも,建物の中身を必要としない40KやWHFBで本来の設計通り使うのは手間がかかりすぎるだろうと思われます。組み立てると意外としっかりしているので,ダンジョンをあらかじめ準備して持ち込む感じに使うならOKでしょう。
 11.05ドルと紙テレインとしては(盛りだくさんなものの)単価がお高いのと,本格的に遊ぼうとするとそれを複数セット組み合わせたくなるのも,どちらかというとマイナス要素です。
  • Swift Scenic
 TerraLinxと組合せ可能な,外観のみの建物を中心とするシリーズです。
 Necroblockは雰囲気的に40Kにぴったりですが,6インチ四方,高さ8インチのビルしか作れません。やや奇麗すぎる感じはしますが,Mayhem Corporateは,3インチ四方の塔,バルコニー,連絡橋と色々なパーツが用意されていて,図柄も比較的容易に3階建て,2階建てに改造できるものなので40K用におすすめできます。(ただし,以前にも紹介したように180gsmの紙では,基本サイズの大きなビルでたわみが目立ち,厚紙や薄いスチレンボードでの補強が望ましいです)
 40Kのクラブチームに一番お勧めしたいのは,こちらのマーカー,テンプレート集です。爆炎や炎のマーカーは,残骸化したビークルやソウルブレイズで炎上中のユニットのマーカーに最適ですし,「射界」テンプレートはフライヤーの上下各22.5度の射界をみるのに最適です。また,「Elementa Effect」マーカーの「土」はビークル爆発後のクレーターの壁代わりになります。
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 World Works Gamesは独自のオンラインショップを持っています(クレジットカード,PayPalが利用可)が,以下のメーカーはいずれも,RPG Now,Wargame Vaultといったオンラインショップにダウンロード販売を委託しています。

Dave Graffam Models
 すでに「ダウンロードしてみよう」で紹介済みのメーカーです。ファンタジー向けの建物,グラウンドタイルと,ファンタジー・第二次大戦兼用の廃墟が主力商品です。建物はファンタジー向けのものに一部屋根が外せる内装付きの商品がありますが,ほとんど外観のみのものです。
  • ファンタジーものの建物
 非常に丁寧な作りで,アートワークも優れています。また,街1つ再現できるだけの商品のバリエーションも嬉しいところ。内装が必要ないゲーム(例えばWHFB)になら文句なしにおすすめできます。
  • 廃墟
 テクスチャの切替ができる商品は,ファンタジー物(例えばMordheim),19世紀物(例えば架空ヴィクトリアンなMalifaux),第二次大戦物まで幅広く使えます。40Kでもさほど違和感がありません。
 前回の記事でお見せしたように,この2つの組合せでかなり見栄えの良い折り畳み式の廃墟が作れます。130611_daveslowruin01.jpg

Fat Dragon Games
 ここもWorld Works Gamesと同じように,モジュール式のダンジョン(E-Z Dungeon)や,分解収納可能な建物に力を入れているメーカーです。分解/組み立て式のテレインに,スチレンボードを芯に入れるものが多いのも同じです。
 KickStarterでの企画にも成功しているメーカーですが,絵柄が好みでない(例えばHilltop Ruinというキットでは,丘の地面に芝生の写真が貼り込まれている)ので,ほとんど試していません。情報提供できず申し訳ありません。
 Free Modelsのコーナーがあり,ダンジョンの壁のサイズ違いなどの「おまけ」的なファイルで製品の見栄えを確認できるほか,Afet's Towerという製品のダウンロード無しに使える積み重ね可能な塔のキットも配布されています。

Finger and Toe Models
 ファンタジー,SFと色々なジャンルのPDFテレインを出しているメーカーです。テクスチャの解像度がやや低かったり,写真をそのまま貼った部分があるなど有料テレインとして最上級の品質とはいえません。ただし,ニューメキシコの町並みや遺跡をテーマとしたテレインなど他でみない製品もあり,また,Ancient Stoneは,意外と単体での販売がなく,無料ペーパークラフトでも見かけないメガリスがごく安価に手に入るので,そういったテレインの欲しい方は要チェックです。
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 他にもRPG Now,Wargame Vaultでは様々なメーカーがPDFテレインのダウンロード販売をしています。
 例えば,RPG Nowなら,Product Type > Maps/Buildings/Miniatures > 3-D Buildings/Terrainsと絞り込むことで,紙テレインを表示できますし,さらにPriceで「 to $ 0」と値段で絞り込めば試供品の無料テレインだけを表示できます。


 この紙テレイン連載を始めた後も、建物や廃墟の紙テレインを作っていました。
 そろそろ市街戦のテーブルができるかな?と並べてみたのがこの写真。
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 どうでしょう?そこそこ絵になっているかと思います。
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 ほぼ真上から見下ろしたところ。面積的には十分な量がありますね。
 
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 なんと、フライヤーがカバーをとれます。

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 折り畳むとコデックス、基本ルールと友にカバンに収まるボリュームになりました。

 一枚目の写真に微妙に違和感があるのは、背の低い障害物がなく、ほぼ同じ高さの建物が並んでいるのが一因でしょう。また、これだけの建物を全部建物として扱って、装甲値を管理するのは大変です。ドラム缶や土嚢はプラモデルを流用したものが、瓦礫もスタイロフォームで作ったものがあるのでその辺を併用します。建物に壊れた2階を足して2階だけの廃墟扱いにするというのは今後の課題ですね。
 紙テレインの利点として,「折り畳み式に改造できる」というのを挙げました。
 そのテクニックをご紹介します。まずは,すでに作例写真で紹介しているDave Graffam GamesのCoachhouseのような,WHFB向きの建物の改造法から。

 一言で折り畳みの仕組みを説明すると,「屋根を取り外し式にする」「床(地面)は省略する」ということになります。
 改造の肝である,屋根のパーツの組立前の写真がこちらです。
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 この改造の条件は次の通りです。
  • 外見のみで内部構造が不要な建物である。(WHFBやWH40Kの建物のルールには内部構造は不要です)
  • 平面が長方形(またはその組合せ)で構成された建物である。
  • 屋根が単純な切り妻屋根である。(寄棟であったり,棟が十字に組み合わされていたりしない)
 改造の手順は次の通りです。
  1. 壁パーツはほぼ通常通り切り出す。のりしろが辺全体に及んでいない(真ん中にだけついている)場合は,両端がブラブラしないように,できるだけ端近くまでのりしろを延長するように,切り方を変える。
  2. のりしろのうち,棟に平行な壁の上端のもの(切妻造の軒下になる部分)は,壁の両端まで延長して,屋根パーツに差し込むタブに改造する。(抜けにくくするために,キャラメル箱のふたのタブのような小さな切れ込みを両端に入れる)
  3. 写真のように,屋根は軒側の端のカットの仕方を変える。軒下と接する部分に壁側のタブを差し込む切れ込みを入れ,軒下の折り返し部分を延長する。
  4. 屋根パーツの組立は,軒側の折り返しを先に折り返して接着します。その際,折り返しの両端と,切れ込みより折り目側のみを接着して,折り返したときに切れ込みより内側(棟側)に筒状に広げられる部分を残して,壁側のタブを差し込めるようにします。次に切り妻側の折り返し部分を接着して,追加した切れ込みの両端を上からさらに押さえ込むようにします。この改造で,壁と屋根の接合ができるようになります。
  5. 屋根の棟部分の折り目の内側に,軒側の壁と同じ長さの「棟木」を接着しておくと,切り妻側のタブの間に差し込むことで,棟がずれにくくなります。
  6. 壁同士を接着して四角い筒状にします。床パーツは使いませんが,屋根,床に接着するはずののりしろは,パーツを支えるために(1.の説明のようにむしろ幅を広げて)残します。

 組み立てる際には,壁を筒状にして,のばしてあったタブを折り返します。地面側のタブは,内側に直角~鋭角に,切り妻部分のタブも直角に立てます。軒側のタブを,屋根の切り込みに差し込んで,屋根が壁に密着するように押し込んで完成です。タブは短いと抜けやすいですし,長すぎると屋根,切り妻をかなりたわめないと入らなくなるので,5mm~1cmくらいが適当かと思います。

 折り畳みの際には,屋根を外して,タブを全部のばしてから壁を平たく折りたたみます。折り目のコシや紙の厚さが邪魔をして完全にペッタリとは畳めませんが,ファイルケースに十分入る程度にはたたみ込めます。

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(Coachhouseの折り畳み時)

 Coachhouseは屋根が上下二段になっていますが,基本は長方形平面+切妻屋根の組合せなので,上のノウハウが応用できます。詳しくは「続きを読む」で。








 前回にひきつづき,試供品テレインを実際に作ってみる話の後編です。

 前回ダウンロードしたZIPファイルを展開すると,Single-Layered.PDFとInstruction.PDFというファイル,Multi-Layeredというフォルダが現れます。
 Single-Layered.PDFは即印刷可能なPDF,Instructionが説明書き(山折り,谷折りの説明など)です。
 Single-Layered.PDFで作ってもいいのですが,ここでは有料PDFテレインの醍醐味である,カスタム性を見てみるために,Multi-Layeredの方で作ってみましょう。

レイヤー機能を活用したPDFテレインのカスタム
 フォルダの下には,データ量の関係でページ単位で別ファイルに分けられた型紙のPDFが入っています。
 例えば,Page1をAdobe Readerで開くと,何も柄の入っていない展開図が現れて面食らいますが,左側のカラムのレイヤーパレットのアイコンをクリックすると,このように可視化することで絵柄を載せられるレイヤーが何重にも重なっているのが現れます。
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 壁や屋根の材質の他,ドア,窓の位置,煙突・屋根窓の有無や位置などもレイヤーの切替でカスタム可能です。

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 この作例では,折り畳み式に改造するために,煙突・屋根窓なしでカスタムしています。

印刷

 次に印刷ですが,最近のBJプリンタなら,後部トレイからの手差し給紙にさえ設定すれば,画質的にも標準設定のままで特に問題ない仕上がりになります。一番の注意点は,印刷時のサイズ設定です。普段Adobe Readerで印刷するときは「合わせる/特大のページを縮小」の設定になっているかと思いますが,「実際のサイズ」で出力して下さい。
 PDFテレインの提供元は英米が多いのですが,特にアメリカでは印刷用紙のデフォルトスタンダードがA4ではなくレター版(8×10.5インチ)です。幸いA4よりわずかに横が広くて,縦が狭い程度なので,型紙の図柄がA4の印刷面からはみ出すことは滅多にありません。しかし,用紙に合わせて出力サイズを自動調整されると,ページによって縮小率がずれて,パーツが合わなくなる危険があります。
 用紙サイズが定義されていない画像ファイルで提供されているテレインの場合も,全ページの拡縮率を揃えるようにしましょう。

 組立については「続きを読む」で。

 紙テレイン記事の3回目は,PDFダウンロードできる有料テレインの紹介です。
 とはいえ,いきなりお金を払うのはためらいがある向きも多いでしょうから,今回は無料サンプルとして提供されているこのDave Graffam Gamesの「Coachhouse」をダウンロードして,組み立ててみます。
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事前準備
 ゲーム向けにデザインされた紙テレインのほとんどは,海外のサイトから入手することになります。同人による無料提供の場合は,ファイル共有サービスやコミュニティサイトの無料IDが必要になることがほとんどです。有料PDFの場合は中小業者からのオンライン購入になります。悪意のあるサイトでなくとも,セキュリティにあまりお金をかけていられるとは思えませんし,ファイル共有サービスの規約によっては広告のためのメアドの利用に同意させられる場合もあります。
オンライン取引用の捨てアドレスを使うのが賢明でしょう。
有料PDFの支払いのためにPayPalのアカウントも作っておくと,カード情報漏れのリスクを抑えられます。

Dave Graffam Gamesのサイトを開くと,いきなりホームページに「Free Models」と試供品へのリンクがあります。好きなものを選びましょう。
「Available for Download from these Fine Web Shops」と委託先のウェブショップの商品ページへの直リンクがあります。DriveThrugh RPG,RPG Now!,Wargame Vaultは運営元が同じショップなので並ぶ商品はだいたい同じですが,RPG向けとウォーゲーム向けで少しズレがあります。有料テレインを委託している小規模な業者は,大体この運営元を使っているので,このうちの1つに飛んでみましょう。
 カートに入れるボタンを押して,購入に進むと無料とはいえアカウントの作成を求められますので,あらかじめ作っておいた捨てアドレスとPayPalアカウントを使って会員登録します。決済(とはいえ無料)を済ませるとダウンロードできるようになるはずです。RPG Nowであれば,My Libraryから何度でもダウンロード可能です。
  
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